エド・はるみのヒミツ その3
いえ、ヒミツというか、単なる自慢です。
私、かのエド・はるみさんに 「おもしろいわね!」 と言われたことがあるんです。
すごいでしょ? エヘン!
当時、私は社長秘書兼翻訳者で、彼女は派遣の受付嬢。
その会社のランチタイムは、自然発生したグループで固まってお弁当を食べることになっていて、受付嬢さんはいつも、経理&社長秘書の管理部の女の子たちのグループに入ることになっていました。だから、毎日、エド・はるみトークを生で聞きながらランチ♪という贅沢な日々。
当時の彼女は女優修行時代で、トークも面白かったけど、聞く方も上手で、OLさんたちの他愛ないお話を楽しく盛り上げながら聞いてくれました。
私は当時から、音楽はオペラ! 映画はヴィスコンティ! という変な人でフツーのOLさんの中ではかなり浮いていた方。オペラの話なんかしても白けちゃうので、無口な人だと思われてたらしいけど、ある日ちょっと喋ってみた。実話。
「池袋のリブロの詩集のコーナーでね、コクトーの詩集を見てたの。コクトーが描いた挿絵が入ったすてきな詩集。そしたら、地味~な男の人が話しかけてきて・・・・・・」
はい、ナンパされかけたという嫌~な自慢話です。
「あの~、さっきからずっと貴女のこと、見てたんですけど、すてきな人だな~と思って・・・・・・」
ちょっと脚色入り。
「あの~、一緒にお茶でも、いかがですか?」
どうせなら、好みのタイプのイケメンだったと脚色すればよかったとちょっと後悔。
「それで、私、言っちゃったの」
この時点でもう誰も聞いてなかったかも。
「Sorry, I don't speak Japanese」
セールスの人に捕まりかけたらいつもこう言って逃げることにしてるけど、実際、ナンパから逃げるときにも便利。ここまで言ってちょっと受けたので安心。特に、エドちゃんに受けてた。
「ほんとうに、遠野さんっておもしろいわね!」
当時は、フフフ、当然よ!と聞き流していたものの、最近になって、このどうでもいいことを誇らしく思い出している私でした。
※写真は、当時私が通勤に利用していた京浜急行。つまり、本文とは特に関係はありません。
※ヒミツでも何でもなくてごめんなさい。エドちゃんはこんなネタなんてもう忘れちゃったでしょうし、他人のネタをこやしにする必要もないくらい、独創性にあふれたキャラを確立。これからも、もっともっと輝いていくことでしょう。私も、これからもこのどうでもいいことを励みにがんばっていきますよ!








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