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2009.03.26

アイリッシュ・ホイッスルに癒されて

 私はソプラノ・レッジェーロ・コロラトゥーラ。役どころは、夜女王、ルチア、オランピア・・・・・・。達成度はともかくとして、水のように、光のように煌きのある声を目指している。コロラトゥーラなので、技術的習熟が必須だが、できれば声帯を健全な状態で長く温存したいので練習のし過ぎは禁物。

 しかし、今、自分の声をあまり聴きたくない心境。歌うにも聴くにも、どうも癒し系ではないので。何か、楽器を演奏したい。ヒュルーとした侘しさのある音の楽器。頑張らなくても演奏できる楽器。リコーダーを吹いてみようとも思ったが、管を接続するのが面倒。それほど、無気力な状態。

 そんなとき、出会ったのが、アイリッシュ・ホイッスルなる笛。直線状の金属管にマウスピースをつけただけのシンプルさ。ケルト愛から出向いてみた、セント・パトリックス・デイのパレード。その行列の中の楽団に、ヒョロ~という頼りない音をの笛を吹くたくさんの人たちがいた。グリーンのアイルランドの民族衣装を着て、楽しそうに吹いている。楽団の中ではどちらかといえば地味な存在だけど、リズミカルに主旋律を吹く重要なポジション。

Whistle
 早速ネット検索すると、アマゾンで買えるので、笛+教則本+CDのセットを衝動買いしてしまいました。本当にすぐ吹ける。キーはDだけど、運指はソプラノリコーダーとほぼ同じ。しかも、高音はソプラノ・リコーダーよりも出しやすい。CDを聴いて、楽譜をみて、すぐに何曲かマスター。この手軽さがイイ! 音楽って極めるのには深く険しい道を辿らなければならないけど、このくらい簡単に始められると嬉しい!

 吹き続けるうちに、CDのお手本演奏のようなヒュル~と物悲しい音が自分でも出せてるような気がしてきて、パレードで聴いたダンス曲や「サリー・ガーデン」や「春の日の花と輝く」「庭の千草」のような有名なアイルランド・ソングを吹いてみる。この音! 今、自分的に癒されるのはこの周波数のこの音だったのだと、自己満足。自分で何度か歌ってみたけど、何か違うような気がしていた。この笛のようなニュアンスが、私の声にはない。

 本当はアイリッシュ・ハープを弾いてみたいのだけど、敷居が高くて頓挫。しばらくこのお手軽&お気軽な笛、アイリッシュ・ホイッスル(=ティン・ホイッスル)で遊んでみることにする。花粉の季節が終わったら、歌も再開する予定。


※写真は衝動買いしたWalton社のセット(¥2980)。てっとり早く始めるにはとりあえずこれでもよいかと。私は始めて3日にして2本目が欲しくなり、CLARKE社のを注文中。

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